鞠桐白雪(まりきり・しらゆき)
「やったー!ねえメリーゴーランド乗ろう!」
「これはわたしのせいなんだ。ぜんぶぜんぶ、ね」
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2月14日生まれ・AB型
すき・ミルクココア、チョコレート
きらい・ふきのとう
特技・暗算
hair・■ eye・■
『ドロップシュガーの代償』
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毒林檎。一人称「わたし」二人称「きみ」。
おそろしいほどのあかるさとあやうさを同時に内包したキラーガール。彼女のいちばんはたったふたり、ただひたすらに自分の手で壊したはずのかつての日常に博愛を送り続けている。
金色でもなく黄色でもなく、蜂蜜色のサイドテイルに朱色の目。健康的な体つきでその腕力と脚力はかなりのもの。基本的に延寿高校の制服だが、そのうえからジャージを羽織っていることも多い。足元は機動力重視のハイカットスニーカー。幼なじみからもらった青いリボンと紫の石の指輪が宝物で、どの世界でもかならず持ち歩いている。左手首には常にリストバンドをはめている。髪の毛はほどくとそこそこの長さがあるが、べつにあえてのばしているわけではなく、ただ単純に切るのをわすれている。
一見すると能天気で無邪気。しかしその本質には、ただ単に自分の世界に干渉しないものに対しては極端な程に無関心であるという事実がある。自分の世界を構築する『たいせつ』なもの以外にはほとんどといっていいほど興味を示さない。一方で、その世界を壊されることは自分の存在理由を失うことと同義であり、邪魔者は慈悲も同情もなく切り捨てる一面を持つ。それゆえに無慈悲で残酷である。でも本人はそれがふつうだと思っている。最初の世界での戦闘経験はないにもかかわらず、【雛翼】内ではトップクラスの戦闘能力をもっている。自分や他人を傷つけることに躊躇が見られない。
幼い頃の経験から嘘や欺瞞に過敏に反応し、彼女にとってはとてもめずらしいことに敵意を向ける。また、嘘を吐く者の顔を正しく視認することができない。
他の皆が心にスカウトされるかたちで【雛翼】となったのに対し、彼女にはその記憶がない。いつのまにか【雛翼】となっており、その自覚すらなかった。そういう意味では【雛翼】のなかでも異端であり、はぐれもの。周囲はそれに疑いの目を向けているが、本人はいたって気にしていないらしい。彼女の指針はただひとつ、たいせつな幼なじみたちだけ。
最近は生まれてはじめて迷継という同性の親友ができた。林檎という名前の姉がいるらしい。